豊田スチールセンターについて
ごあいさつ
金属グローバルサプライチェーンの要として、唯一無二の存在を目指します
1960年代以降のモータリゼーションの急速な進展を背景に中京地区のお客さまへの金属製品の安定供給の必要性が切実な課題となり、また、鉄鋼メーカー各社からトヨタグループへの金属製品の効率的な供給体制が必要となっていた中で豊田通商グループとして重要な加工・物流機能を担う位置づけで豊田スチールセンターは、設立されました。
その後、グローバル化への対応として豊田通商株式会社の海外における鋼材サービスセンター設立に合わせ、1983年のインドネシアへ駐在員派遣を皮切りに、今日では10カ国23拠点にまで協力体制を拡大しております。
一方、技術に対する成長も確実に実現しており、従来のコイルセンター機能の進化にとどまらず、お客様の困りごと解決のために2000年以降においては新しい技術領域へチャレンジしております。また、カーボンニュートラルの実現は、喫緊の社会的課題です。弊社のサプライチェーン(保管・加工・輸送)に脱炭素技術を取り入れることにより、ライフ・サイクル・アセスメント(LCA)を通してカーボンニュートラル達成に取り組んでます。弊社としましてもこれからの大きな変化点をチャンスととらえ将来を予測し臆することなく新しい世界へ挑戦していきたいと考えております。
その上で、『安全』『コンプライアンス』『品質』『環境』を当社の絶対に妥協しない取り組みと位置づけ、『競争力を持った企業への成長』を目指し、お客様にとって唯一無二の存在になれるよう努力致しますので、引続き、ご指導ご鞭撻のほど何卒宜しくお願い申し上げます。
代表取締役社長 斉藤 尚治
経営理念
金属製品の加工、物流事業を通じ、地域、社会や全てのステークホルダーに適合した企業価値の最大化に努める
基本方針
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1 Policy
合理化体制を確立して、流通機能の使命をはたし、
トヨタグループの発展に寄与する -
2 Policy
常に時流に先んじ研究と創造に心をいたす
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3 Policy
労使相互信頼の基盤に立って社内の総力を結集し、
会社の発展を図る
TSC VISION 2030
金属グローバルサプライチェーンの要として、総合競争力(安全/安心、機能、技術、規模)を常に追求し、お客様のニーズに応える唯一無二の存在へ
TSC VISION
実現に向けたChallenge
3つのビジネスチャレンジ
- DX化促進による
既存アセットの最大活用 - 技術の深化・開拓を担う
テクニカルセンター機能の強化 - “選び/選ばれる”存在になる
為の自立力の強化
上記を実現するための
「人と組織」「情報」2つの
基盤づくり
働きやすい環境を整備し、従業員が“愛着心”と“やりがい”をもって働ける、自立した人と組織を作る
「フィジカル」と「デジタル」の融合により、事業や働き方の基盤をつくる
会社概要・アクセス
社 名 | 豊田スチールセンター株式会社 |
設 立 | 1968年3月8日 |
資本金 | 15億円 |
株 主 | 豊田通商株式会社 100% |
代表者 | 代表取締役社長 斉藤 尚治 |
事業内容 |
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社員数 | 399名(2024年3月期) |
売上高 | 135億円(2024年3月期見込) |
拠点・アクセス |
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営業拠点 |
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組織図
役員一覧
役 職 | 氏 名 | 備 考 |
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代表取締役社長 | 斉藤 尚治 | |
常務取締役 | 成瀬 日出夫 | 豊田通商株式会社 モビリティ素材国内事業部部長 |
常務取締役 | 岩瀬 正美 | |
常務取締役 | 杉本 誠治 | |
取締役 | 山﨑 悟志 | |
取締役(非常勤) | 大澤 晋一郎 | トヨタ自動車株式会社 モビリティツーリング部 部長 |
取締役(非常勤) | 中村 博行 | 豊田通商株式会社メタル+(Plus)企画部部長 |
常勤監査役 | 加藤 博 | |
監査役(非常勤) | 藤岡 高広 | 愛知製鋼株式会社 代表取締役会長 |
会社沿革
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1968年 / 3月
会社設立
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1969年 / 1月
第1期加工工場建屋(18,000㎡)竣工
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1969年 / 9月
鋼板倉庫(8,400㎡)竣工
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1970年 / 12月
条鋼倉庫(5,400㎡)竣工
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1977年 / 4月
トヨタ自動車工業(株)(当時)生産調査室によるトヨタ生産方式の常駐指導(~1978年1月)
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1979年 / 7月
線材倉庫(3,720㎡)竣工
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1981年 / 3月
田原流通センター(現田原工場)竣工
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1983年 / 5月
P.T.スチールセンター・インドネシア発足、
技術支援開始 -
1984年 / 8月
ステンレス加工工場(8,275㎡)竣工
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1987年 / 7月
会社商号「とよだ」から「とよた」へ変更
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2000年 / 12月
ISO14001認証取得
物流システム
コンテナ・バンニング・テクノロジー(CVT)
事業開始 -
2002年 / 10月
「CVT」日本ロジスティックス大賞受賞
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2003年 / 9月
本社工場埠頭にRORO船入港開始
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2003年 / 11月
外板材・精整加工スリッターライン稼動
(SL-1) -
2005年 / 3月
ISO9001認証取得
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2006年 / 2月
レーザブランク稼動(現LB-3)
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2006年 / 11月
テーラードウェルディッドブランク稼動(TWB)
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2007年 / 5月
修技塾(技能習得・伝承)の開設
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2008年 / 10月
外板トラペ加工レベラーライン稼動(SE-9)
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2010年 / 10月
田原工場埠頭にRORO船入港開始
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2011年 / 10月
中厚板加工新スリッターライン稼動(SL-3)
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2017年 / 5月
CVT累計出荷10万コンテナ達成
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2017年 / 7月
アルミ加工開始(LB-3)
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2018年 / 3月
創立50周年
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2022年 / 4月
レーザブランク累計納入枚数500万枚達成
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2022年 / 7月
田原工場へ太陽光パネル設置
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2024年 / 4月
豊田通商㈱より自動車向け鋼板国内販売事業を承継