Multi Material Supplier

コイルセンターから
マルチ・マテリアル・サプライヤーへ

豊田スチールセンターは現在は既存領域である自動車薄板サプライチェーン(コイルセンター)を基盤として自動車関連産業を支えています。2030年に向けて金属加工(素材)にとどまらず、世界中のサプライヤーに対し確かな加工技術と、新技術開発、安全/安心な工場経営、流通インフラで「つくる」「運ぶ」「つなぐ」ことにより自動車関連産業のお客様を支える唯一無二の存在となるよう深化を続けています。

総合競争力を常に追求し、
お客様のニーズに応える
唯一無二の存在へ

自動車産業を支える唯一無二の存在を目指し、「設備・技術力」「社員の幸せ」「工場 / 物流」
という三本柱の深化に努めています。
  • 1設備と技術を深化させる

    ものづくりにおける全自動・高速化を追求し、変化するニーズに合わせ組織体制・プロセスの双方で戦略的にDXの実現を推進。
    革新的なレーザーブランクの開発をはじめ、品質と生産性にこだわった技術を提供し続けます。
  • 2社員の幸せを深化させる

    個人の価値観を尊重し、一人ひとりが「自己実現」を感じながら目標を達成すること。大きな判断に迷うときは「社員を幸せにするために」と立ち返り、個人、組織のレベルアップを支援していきます。
    日々安全・安心を追求し、制度・環境の充実を図り、「社員の幸せ」にこだわった会社であり続けます。
  • 3工場 / 物流機能を深化させる

    次世代の工場・物流基地を目指し、企業の社会的責任としてカーボンニュートラルの実現をリード。
    新技術、DX、グリーンエネルギーなどでESGを推進し、持続可能な社会に貢献します。
豊田スチールセンターでは、全国各地の鉄鋼メーカーから届いた鋼材を集約・加工・保管。トヨタグループを中心に、東海エリア各地の自動車・部品メーカーへと届けています。今日では物流と加工に留まらず、新しい設備の導入や開発、海外工場の立ち上げを支援するなど、業界屈指の存在として走り続けています。

一般的に「コイルセンター」とは、薄く伸ばしてロール状にした鋼材(コイル)の加工と輸送を担う企業のこと。
ここでは「自動車ができるまでの流れ」を参考に、一般的なコイルセンターの役割についてご紹介します。

自動車ができるまでの流れ

  • Flow
    鉄鋼メーカー

    鉄鋼メーカーで製造されたコイルは、納入先のニーズに合わせて必要な大きさ・長さに切断加工することを目的にコイルセンターへ運ばれます。

  • Flow
    コイルセンター

    鉄鋼メーカーから運ばれてきたコイルは一旦保管倉庫へストック(ダム機能)され、必要な形状(コイル・シート)へ加工して、必要な時に必要な量だけをジャスト・イン・タイムでお客様にお届けします。

  • Flow
    自動車メーカー

    指定の形状に加工された鋼材は自動車・部品メーカーに運ばれ、プレス・溶接・塗装・組立といった製造工程へと進みます。

  • Flow
    社会流通

    組み上げられた自動車は社会へと流通。このように自動車製造の基盤となる「鋼材」の加工・保管・輸送を担うのがコイルセンターの役割です。